taiwan
佐倉の桜も散り始め、本格的な春となりました。
昨日は早朝から、とてもショックなニュースが飛び込んできました。我が(勝手にそう呼んでいます)パリのシンボルの一つ、ノートルダム寺院が火事!塔が焼け落ちる瞬間は、街の人々が「オーララー‼」と涙を流しています。けれど人類の英知でもって、きっとこの美しい世界遺産を立て直してくれることと信じたいと思います。
さて、では何故タイトルがtaiwan?
はい、先々週お休みを利用して、2泊の駆け足旅行をしてきました。題して、『弾丸B級グルメ旅!』そう、もう徹底して「B級を食す」「歩く」この2点に狙いを定め、行ってまいりました。文化度ゼロ!
それでも、歩くことで、街のいたるところの生活感や、本音みたいなものが見えた気がした旅でした。
世界中を旅した母が「一番おいしいものがあったのは台湾」とむかしから言っていたのも、この度の後押しをしてくれました。
朝、昼、夕食、の3食の枠を外し、あらかじめ食べたかった料理を、制覇したかったのです。
世界3大料理「イタリア」「トルコ」「中国」と言われていますが台湾料理もこの中国料理の一派。
まずは桃園空港の綺麗なこと!市内には新幹線で向かいます。この綺麗さ、どこかでみたぞ?そうだシンガポールの地下鉄。ただし、シンガポールや東京のメトロとの違いは…どことなく中華料理のような香りが漂っています。これは空気に交じって来る、料理や人々の衣服から漂うものなのでしょうか。
そういえば、同じ中華カルチャーのシンガポールのメトロは本当に徹底して無臭だったのが思い出されます。
良さが伝わらない写真ですね(汗)
そしてそれは、市内に向かうにつれますます。とにかく台北市内は街全体が独特の香り・・・パクチー?のような、なにしろ街全体が、強い弱いはあれど、どことなく厨房のような香りに包まれています。友人が「台北は街が硫黄のようなにおいがするらしいけど、慣れれば大丈夫よ」って言ってくれましたけど、このことか!と街を歩きながらにんまり。
私はパクチーが大好物で、庭で栽培、1年中パクチーを絶やさないほどの人なので、旅情(食欲?)をそそられました。
着いて最初の食事は念願の「鼎泰堂」。東京、シンガポール、と このお店の小籠包は食べてきましたけど、本店は別格、と、ものの本に書いてありましたので期待満々、でもきっと台湾中の小籠包はめちゃウマだと思いますので、並ぶのが嫌いな方はこだわらなくてもいいと思います。
入り口には待ち時間が表示。食事時間だと相当待たされるそうです。
酔っ払い鶏の名前の付いた蒸しどり、「酔い鶏」これはおいしかった!
とにかく、街を徹底して歩きました。大体一日2万歩~2万5千歩。みえてきたもの、聞こえて来たもの、香ってきたもの・・・すべては歩いたからこそ、の旅でした。
↓ 歩道です。かわいい
↓ 当然、マンホールです。これもなんだかかわいい
↓ 謎の散髪屋。宇野昌磨君のような若者が散髪されてました。
町中にある、街路樹、名前は何というのでしょう、いかにも生命力の強そうな・・・。太い幹から派生した細い枝が地面におりて、また次の木になって独立するのだそうです。
日本もパリも、世界中が今、昔からの先人たちの残してくれた建物を大切に、とおしゃれにリノベーションするのが流行っていますが、台北も本当におしゃれ。昔の日本統治時代の建物、もっと昔からの伝統あるたてもの・・・いろんなリノベーションがあり、センスの良さに心躍りました。
スタバもその例にもれません。先日中目黒に世界でも数少ないロースタリーがオープンしましたが、ここもその一つ。かつてパイナップルで財をなしたパイナップル王の邸宅をリノベしたものです。
歩き疲れたころに出くわした建物が素敵で見とれていたところ、、、、↓
(どことなく大手町の三菱第一号美術館にも似ていますね⁈)
よーく見ると、2階の窓がスターバックス!迷わずIN‼!
2階席に上がると、さっき見たスタバマークが内側から見えます。とっても静かでしっかり休めました。パイナップルキングの建物らしく外壁にはパイナップルの模様が素敵です。
せっかくですから、台北でしか飲めないメニューを注文。(名前忘れた・・ライムが浮かんでいます)
入り口にはかつてのこの建物の持ち主の由縁が書かれた石碑が。私のへたくそな写真には向いのたてものがうつうていますね。フランス系スーパーのカルフールです。この後行きます。
2泊でなければ、本当は台中まで足を延ばし、新しくできたオペラハウスを見に行きたかったのですが、それはまた今度・・・。
続きはまた!