お久しぶりです!
皆様、本当にお久しぶりです。とうとう去年の秋、携帯の初期化騒動のころから途絶えてしまったブログ。そして今日は、日本中が鎮魂の一日であったことと思います。その日本人の心の再生の日に再スタートさせていただくことで、私も勇気が出ました。
去年の秋、10月末、父が亡くなりました。24日に携帯が再生し、25日の私の誕生日を見届けて、翌日に一人で病室から旅立ちました。
この歳で自分の親を初めて亡くし、その喪失感の厳しさ、深さを知りました。
ブログの画面も開けませんでした。
海に向かって号泣する遺族の方々と共に心で手を合わせ、歩みだす勇気を振り絞りました。
年が明けるころから、ぼちぼちと、保護者のみなさまや、友人から、「またブログ楽しみにしてますね⁈」と言っていただき、こんな拙文でも待っていて下さる方がほんのすこしでもいらっしゃるなら、、と励まされる思いで胸がいっぱいになりました。
音楽に限らず、日々の感動をしたためて行けたらと思います。
大阪の両親の教会のパイプオルガンです。父は若いころより、オルガン音楽を愛し、バッハを愛した人でした。戦後間もないころからしばらく、ドイツ人女性オルガニストにレッスンを受けていました。亡くなった父はイギリスのマンダー社製のこのオルガンを自分の教会に入れることが決まった時、オルガン設置のために数か月滞在するマンダーの人たちの宿泊や配車など、たいそう喜びながら奔走していました。
また晩年には自分でオルガン製作も始め、鍵盤やパイプなども趣味の工房に集めていましたが、完成には至らず、病を得てしまいました。