春到来!みつまた
ようやく本当の春がやってきましたね⁈
まだまだコート無しでは肌寒いですが、そのコートはきっと春物ですよね⁈
さて、皆さまこのお花、ご存じですか?
答は「みつまた」
あまり植物の名に詳しい方ではないのですが、これはご近所の友人(もと教室生であり、保護者であり、お花お菓子の先生→素晴らしいセンスの持ち主の方、おうちの中はパスポート無しで、アメリカ西海岸にいる、と思わせるほどです)に頂いたものです。沈丁花とおなじ科に属するので、玄関ホールがそれは素晴らしい芳香に満ちています。(香りをブログでお伝え出来ないのが残念)
よく見ると、その名の通り,えだがミツマタに分かれていますね?お花はしおらしく下を向いて咲くのだそうです。
毎年のことですが、私には冬と春の境目を感じる一瞬が訪れます。気象学的にはそんなことあり得なくて、徐々に花々も芽吹き、だんだんと春めいていくでしょうけれど、私には、有るとき、ラインをまたいだなぁ、春だなぁ、と感じる一瞬があるのです。そして心の中は恋をしているようにときめきます。そして必ず、ベートーヴェンの「スプリンングソナタ」のフレーズが頭の中を駆け巡ります。毎年です・・・。
人類がくる年もくる年も、暗く冷たい冬から、春を迎えてその喜びを音楽にしないではおられなかったのが、しみじみと伝わります。クラシック音楽は生まれたのが主にヨーロッパ。冬の厳しい国も多いわけですから、春とついたタイトルの音楽は枚挙にいとまがありません。ホッとしたいひととき、おいしいお茶でもいれて、少し春の音楽を聴いてみませんか?
と言いつつ、花粉も恨めしい、わたくしです(苦笑)皆さま、体調管理なさっておすごしくださいね⁈