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コンクール審査

 先々週

先々週 台風の翌日、木枯らし一号の吹くなか、コンクールの審査のお仕事ででかけ

ビル風に吹き飛ばされそうになりながら、現地ホールに到着。乱れた髪を直す視線の先には、外の大風など全く関係のないといった、張りつめた空気のコンテスタントがそこかしこに・・・。

あぁ、これコンクール独特の空気なんですよね~。

私もその瞬間気持ちは引き締まります。

コンクールの審査をお引き受けすることは、本当に楽しいし、指導者としても大変勉強になります。

すべてのコンテスタントにまずは、『よく頑張ってここまで来ました』と心の中で賛辞を送ります。(私のお引き受けする審査は予選を上がってきた、本選の子たち)

音楽は競うものではないと、わかってはいても、結果は別にしてこのコンクールを受けたことが、のちのち、ご本人にとって前進するためのエネルギーとなりますように、と心を込めて講評を書かせていただきます。書きたいこと、伝えたいことがいっぱいで、欄外にも・・・。短い時間の中で、これは大変です。

おなじコンクールで翌日、我が弟子Mちゃんも別会場でトップ通過しました。当然ながら、自分の生徒は採点することはできません。彼女がいただいた講評見ながら、感謝の思いが溢れます。

日本の子供たちのコンクール事業は一大ビジネスとなりつつあります。子供たちが優秀なのは言うまでもありませんが、指導者、そして何より、保護者の皆さまの熱意があってこそですね?


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