魔法の指輪その後
前々回のブログで、魔法の指輪のこと書きましたが、その後も私の興奮は続いています。お母さまたちの反応の速さにも感激しました。「本当に魔法効くのおぉ?」と言っていた2年生はあの日。レッスンの帰りに即効で100均に行ったそうです。
以下はその後の魔法の様子です。
以上3枚はすべて男の子。年長さん2人、続いて小1君。意外なことに、男子も{指輪}だけど、面白がって、喜んでつけています。そんなかれらには「おててがとってもハンサムだね~」
年長さん女子
年中さん女子。指輪が気に入って全部の指に!
小2女子
女子達には「おててがとっても美人だわぁ!」
以上はすべて、実際に指輪をはめて、『演奏している最中』の写真です、ポーズ写真ではありません。
しかし、次の写真だけはポーズなんです。「いい形ってどんな?」って言ったら、バッチリ!
でも実際に弾いているときは‥‥↓ この瞬間は片手ですが、まだ手全体が緊張していますね?
だって、彼はまだピアノ始めたばかり。だけどとっても頭がよくて、始めたてとは到底思えないほど、譜読みができ、あっという間に1巻が終わりそう、という秀才です。音符カードだって聴音だって完璧!年中さんですよ‼?
理想の形が理解できている彼ですから、フォームもまたあっと言う間に習得してくれることでしょう。
しかしそれにしても、この私の興奮ぶり!ピアノを弾いたことの無い方は、これがなに?普通に弾いてるじゃん、だと思いますが、いやいや、まだまだ骨も完成していない、小さなおててによい形を植え付けるのは大変なんです。
スポーツをされる方なら、おわかりだと思いますが、頭ではわかってても、なかなか1日や二日ではフォームを理想に近づけるのはなかなか難しいっていうあの感じ。よいフォームになれば、きっと飛距離が伸びる、命中率が高まる、技をかけやすい、もしくはパンチ力が増す(笑)。スポーツに例えるなら、理解しやすいと思います。ではピアノでは、よい形がなにに向かうのか…いい形によって得られることは、、スムーズな指運び、体への負担がない、、、など いっぱいありますが、究極の目的は「美しい音」これに尽きます。
子供は最初、最初ピアノに向かうと、腕で弾きます。もちろん鍵盤に触れるのは指先ですが、音を出すのはたいがいの場合、腕から。これが汚い音の始まりなのです。
というわけで、現場の指導者の、ささやかにして、大いなる喜びの日々のご報告でした!