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セルゲイ・カスプロフ リサイタル

9月10日 は代官山教会創立100周年記念コンサートとして ロシア人ピアニストのセルゲイ・カスプロフ氏のピアノリサイタルを教会ホールにて行いました。今年の年初に、牧師先生から、100周年にふさわしいピアニストを紹介してほしい、とのご依頼。大いなる責任を両肩にずっしりと感じつつ、持てる限りの縁故をあたり、最終的にIMC音楽出版のお世話で、実現したのです。

100年という、人の営みの積み重ねに敬意を表す、最高の演奏会をしたい!

そこから、カスプロフ氏にたどり着くまでの、わたくしの奮闘は、ここでは省略。

 プログラムは

第1部

ハイドン:アンダンテと変奏曲

リスト:ロ短調 ソナタ

第2部 

スカルラッティ:ソナタ3曲

ストラビンスキー:ペトルーシュカから「ロシアのい踊り」

サン・サーンス:死の舞踏

カスプロフ氏は今年で3回目の来日。

かのロシア人ピアノニスト、アファナシエフ氏をして「彼は間違いなく、ロシアの鬼才だ」といわしめた人です。

今回の来日にあたり、岡山を皮切りに全国を公演、わが代官山教会100周年記念コンサートが最終日、時差ボケも取れ 絶好調での演奏でした。

私が司会進行でしたので、最前列で拝聴しましたが、まさにロシアのピアニズム、そこに若い芸術家の新鮮な解釈もくわわり、絶品の出来、と言っていいと思いました。

わたくしは、日ごろ、演奏会では2階席、最後尾の、響きが集まってくるあたりが好みなんですが、今回はそう言った事情で最前列、まさに、息遣いもきこえそうな席でした。そして、彼の、誠実な人柄、「ステージを丁寧に仕上げて、聴衆によろこんでほしい」という意思がまざまざと伝わり胸に込み上げるものがありました。たまには前列もよいものです笑。

再来年の再来日が楽しみです。彼をして、ふたたび代官山教会を訪れたい!と言わしめたことこそが 今回のステージの成功を証明している、と言って許されると思いました。

これをお読みの皆さま、2019年2月のカスプロフ氏の演奏会にぜひ足をお運びください!

                ロシア的によろしく、と注文しましたら・・・

      こんな風に!  お花やさん、いわく「マトリョーシカをイメージして作りました」すてき!


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